ネットで稼ぐための心構え
まず自由になるためにネットで稼いでいくには避けて通れない事があります。
それは、会社や組織に頼らずに自分で稼ぐことが出来るようになるためのビジネスマインド、商売の心を正しく整えていくという事です。
これをやっておかないと間違った方向に進んでしまったり、すぐに心が折れてしまったりしますので注意が必要です。
こういった事を巷ではよく「マインドセット」などと呼ばれてますが、横文字だとイマイチ、ピンと来ないかと思いますので僕は分かりやすく心構えと呼んでいます。
なぜネットで稼ぐためにそんな回りくどい精神論のような話が必要なのかというと、
ネットビジネスは誰でも簡単に始められるというイメージが先行しているために、ちょっとした事でモチベーションが下がったり、あきらめてしまったり、本当にささいな事で挫折してしまう人が後を絶たないのですね。
これはビジネスをしている実感がなく、リスクが感じられにくい事や緊迫感が薄いために起こるネットならではの現象でもあります。
特にアフィリエイトでは結果が出るまでにタイムラグがありますし、かなり個人差もあるので余計にあきらめてしまい易いビジネスと言えます。
もっとハッキリ言えば『自分の心の弱さ』に負けてしまいやすいビジネスですね。
「まあいいや、今は何とか食べていけているし」
「ちっとも結果が出ない、やっぱり私には無理なんだ」
「結局選ばれた特別な人間にしか成功などありえないんだ」
このような、もっともらしい自分への言い訳がふつふつと沸いてきて、スーッとフェイドアウトしていくのが典型的なあきらめる人のパターンです。
お気持ちはよく分かります。
1ヵ月でも成果が見えなければ無駄なんじゃないかと思ってしまうのは普通の生き方をされてきた方なら当然の感覚です。
でも大きく稼いでさっさと現役リタイヤしてしまいたいという想いがあるのなら、一時の気の迷いや自分の心の弱さに負けてる場合ではないはずです。
多くの成功者たちは、そのほとんどが人知れず数多くの失敗を経験しています。
1度や2度つまづいたくらいであきらめているようでは、本当に欲しいものも欲しい未来も手に入りません。
という事で、不労収入の仕組みを完成させてビジネスを軌道に乗せるまで、自身のメンタルの弱さに負けないための心構えをこれからお伝えしていこうと思います。
サラリーマン思考からの脱却
まず僕たち一般人は幼少期より染みついたこのサラリーマン思考から洗い流さねばなりません。
「幼少期?サラリーマンは社会に出てからだろう?」
そう思われるのは当然だと思います。
ですが幼少期からと言うのにはちゃんと理由があるのです。
世間一般的な家庭に育ったなら尚更ですが、親が儲かっている自営業か大企業の社長でもない限り、僕たちはほぼ例外なくサラリーマンの親に育てられ教育、しつけをされてきたはずです。
そして学校に行くとサラリーマンの教師に教育を受け、サラリーマンの親を持つ同級生の群れと長年過ごすようになっていきます。
テレビをつければ、ニュースキャスターのコメントも、芸能人の発言もまた、よくよく観察してみても大半がサラリーマン常識のオンパレードであるはずです。
このように、実はあなたを取り巻く世界のほとんどが、生まれた時から雇われ思考になるのが前提で構成されているのです。
さて、それではなぜこれが問題なのか。
それは、雇われ思考では決して自由にはなれないからです。
僕たちは学校を卒業すれば即刻、毎日嫌でも労働させられ苦痛に耐えなければお金を得る事が出来ず、働かなければ生きる事すら許されないという社会に放りこまれ、誰しもがそういった人生を余儀なくされています。
もちろんお給料という形で最低限の生活は保障されていると考えることもできますし、
何もサラリーマンという生き方が悪いと言っているわけではありませんのでお気を悪くされないでくださいね。
ただ、明らかに自由な生き方とは程遠い存在がサラリーマンであるという事実に気付いて頂きたいのです。
「ちょっと気分転換に2ヵ月くらいバカンスだ」
勤めている会社の社長に向かってこのような発言が出来る人はまずいないと思います。
でも自由な人生とは常に夏休みであるかのように、こういう事が当たり前に出来る状態ですよね。
一方、雇われでは週に1~2日休めるかどうかで、3連休などあろうものなら両手を広げて喜び、5連休程度でもう大型連休などという呼び方をする。
なんとも滑稽な、造られた人工的な自由しか与えられません。
それで満足ならば結構ですが、休み明けに仕事が始まって本気で喜んでいる人は一度も見た事がないのは僕だけでしょうか。
つまりは「雇われることが前提」の思考のままでは、不自由な人生から抜け出す事は出来ないわけです。
そのサラリーマン思考から抜け出すためにはどうすればいいのか。
真逆の思考になればいいのです。
ここでいうサラリーマンの逆とは何かというとお金持ちのことを指します。
経営者や社長という表現もあるかもしれませんが、世の中には成功者とは呼べない社長さんもいらっしゃるので、目指すべきは成功者。
なので【成功者=お金持ち】とします。
僕たちはビジネスで成功しお金持ちを目指すわけですから、お金持ちの思考回路になっていく必要があるわけですね。
お金持ち思考になるための断捨離
自由に生きていきたい僕たちの行く手を一番邪魔しているものは何か?
それは固定観念。
いわゆる【常識】です。
「働かざる者食うべからず」
このような言葉はその昔、時の権力者が庶民から年貢や税を絞りとるために言いだしたものです。
つまり権力者の都合のいいように仕組まれた固定観念という事です。
現代でもよく使っている人は、だいたいどんな組織でも上の立場にいる人間ではないでしょうか。
会社なら社長、上司など
家庭ならお父さん、お母さんなど
世の中には立場が弱い人をこき使うために造られた常識というのが数多く存在します。
それらをまず疑う事です。
時々見かけますね、「常識を疑え」という人。
あれは、僕は理に叶っていると思っています。
普段なにも疑う事なく「当たり前の共通認識だろ」と思ってしまっている事によって、実は苦しめられているという事は、人生の中で多々あるものです。
例えば、このような言葉を聞いた事はあると思います。
①「努力しないと何一つ成し遂げられない」
②「何事も失敗してはいけない」
③「働かないとお金を稼ぐことは出来ない」
①努力など一切せず東大へ合格してしまう天才もいれば、運と口のうまさだけで平社員から上の階級へのし上がって行くツワモノもいます。
なのに、現実ではとにかく上の人間の言う事を聞いて努力するしかないのだと言わんばかりに努力する事を強要されます。
②失敗のない実験は無いという程に、歴史上の偉大な発明家は気の遠くなるような数の失敗を重ねて成功をつかみ取っています。
成功者と呼ばれている先人たちは、周囲からバカにされ誰からも相手にもされない孤独な時期から失敗を重ねに重ね、それでもあきらめずに挑戦し続けた人が多いものです。
③この世界には人を使ってお金を稼ぐ人間もいれば、お金を使ってお金を稼ぐ人間もいます。その他には、機械やシステムを設置するだけで稼いだり、住宅などの場所を貸して稼ぐ人間もいます。
自分の体を使って労働することだけがお金を稼ぐ唯一の方法ではないのですね。
何が言いたいのかというと、こういったネガティブともとれる常識的思考はビジネスで成功しようと思えば邪魔以外の何者でもないわけです。
僕たちはあまりにも長い間、サラリーマン的な固定観念を刷り込まれてきたので、自由な発想をしようとしても難しく、お金持ちや成功者になろうと考えても、まず自分が働くことが大前提で考えてしまいがちです。
でも大きく稼ごうとするならば自分の体1つではどうしても限界があります。
自分以外の何かをフルに使ってこそ大金を稼ぐ事が可能になってくるわけですね。
いかがでしょう、これでもまだ常識的で真面目な優等生気分のままビジネスをやっていこうと思われるでしょうか。
このように、今までの凝り固まった固定観念を捨て去らなければお金持ちになるのは難しいという事が、ご理解いただけたのではないでしょうか。
僕たちが本当にやらなければいけないのは非常識を貫く事です。
どうしても周囲の人達が常識を押し付けてくるので、気を抜くとそれらに惑わされたり信念がブレたりして心がフラフラしてしまいます。
そうなると、気がついた時にはまた元の雇われの日々に戻ってしまっているので、気をつけなければなりません。
ですが、
かと言って周りの人に対して敵対心を持つわけにもいきませんし、「自分は将来に投資するほど意識が高いんだ、あいつらとは次元が違うのさ」などと周囲を小馬鹿にしてしまうのも良くありません。
ほどよく距離を置く程度にとどめておいて、無駄に心がブレない範囲で周囲の人と接していく方が良いと思います。僕はそのようにしていました。
あと先程、「非常識を貫く事」とは言いましたが、
最低限の人としてのマナーや想いやりなどの常識は残しておきましょうね。
ここでいう非常識とは、サラリーマン的な常識を捨てて「お金持ち的な常識を持つように変えていきましょう」という事です。
これが【お金持ち思考になるための断捨離】です。
稼ぐ思考回路に転換していく
さて、それではお金持ちになるための思考、常識とは何なのか。
次はこれを見ていきましょう。
お金持ち、つまり稼ぐ思考回路を持つ人はどういう考え方や視点を持っているのか。
それは例えばこういったものです。
失敗を恐れない・・・ビジネスはトライ&エラー、成功への道を知るために失敗がある。
何度でも挑戦する・・・そもそもあきらめない。
仕事は自分以外にやらせる・・・他人かお金かツールなど、システムに働かせる。
顧客を大切にする・・・稼がせてくれているのは誰か?けして粗末に扱わず大事に接して寄り添う。
お金を効率よく活用する・・・投資、自己投資、設備投資、など。
人のせいにしない・・・他人を責めても問題は解決しないと知っている。
まとめてみましたが、わかりにくい所はあったでしょうか。
稼ぐ思考を持っている人はだいたいこのような考えを常識としています。
そしてよくよく見てみると、雇われの思考と逆になっている所がありませんか?
「失敗を恐れない」だとか、「仕事は自分以外にやらせる」といった事ですね。
そうです、
成功者になる人間は、失敗を悪いことだと思っていませんし、自分が働くのではなく、他人やお金など他のものに働いてもらって、いかに自分が楽をするかを常に考えているのです。
また、「人のせいにしない」という所ですが、
これは、雇われる側だと、「会社が悪い、上司が悪い、環境が悪い」などと簡単に人のせいに出来てしまいますが、自分でビジネスをやっていくとそうはいきません。
自分が経営者であり最高責任者ですから、文句をいう相手もいませんし、状況に対して子供のようにすねてる場合でもありません。
自分で状況を改善していくしかないので、必然的に「全て自分のせい」になっていきます。
これを重荷に感じているうちはサラリーマン思考が抜けていない証拠ですので、一種の目安にしてくださいね。
実はこの「全て自己責任」というのは何も独立した経営者だけに課せられた課題ではないのです。
本当は人類皆、人生は全てが自己責任だったりするのですが、今はそんなことを言われてもピンとは来ないかもしれません。
ただ大事な事なので、念のため簡単にお伝えしておきますね。
サラリーマンであっても仕事を選んだのは自分ですし、そこが嫌だったとしても辞めずにしがみ付いているのも自分の判断でしているわけです。
そして会社が倒産したりリストラなどが起こってしまったら、その時のリスクというものも考えておかなければいけないのが雇われる人の個人的な責任でもあるわけですね。
これなら少しは、どんな人でも「人生は全て自己責任」という意味がお分かりいただけたのではないでしょうか。
あと、投資に関してですが、
サラリーマン思考の人は資格の勉強を自己投資だと言って頑張っていますが、投資にした時間やお金に対しての費用対効果が少ないように思います。
なぜなら基本的に雇われるための資格がほとんどだからです。
独立出来る資格なんだと言われたらそれまでですが、大抵の場合は何らかの資格を取っても、会社の給料が少し上がる程度ではないでしょうか。
では、稼ぐ思考の人の場合はどうでしょう。
お金を生み出すために株や不動産などに投資する
効率よくお金を稼ぐための設備を購入
より稼ぐ自分に成るために本やセミナー、教材などの知識に投資する
このようなお金の使い方をするわけです。
これらの場合、給料を月に数千円上げるとかいうレベルではありませんね。
数百万、数千万の利益を狙っているわけです。
『別に私はどこかの事業主でもないし関係ない次元の話じゃん』
そんなことはありません。
あなたはネットビジネスを始めようとしているはずです。
特にアフィリエイトでは「収入は青天井である」と言われています。
自分への投資を惜しまないのはもちろんですが、稼ぐ思考の視点から行った的確な自己投資は、通常の人生ではありえないくらいの化け方をするのがネットビジネスです。
しかも、アフィリエイトはお小遣い程度しか稼げないようなイメージもあるかもしれませんが、実はアフィリエイトの本当の魅力は、自由に生きられる程の大きな額を自動化した仕組みで楽に稼いでしまう所にあります。
50万100万と稼ぐようになり脱サラして行く人もいますし、
数千万や数億稼ぐ成功者もいる程ですから、毎月ギリギリの給料しかもらえない立場からすれば夢のような世界です。
ただ、その夢のような世界に誰でも挑戦する事が出来てしまうのが今の時代です。
誰でも簡単に始められるから、ありがたみは薄く感じられますし、簡単に挫折していくことも可能なわけです。
いずれにしても、僕たちはかなり恵まれた時代を生きている事になりますね。
この人類始まって以来の超奇跡とも言えるチャンスを無駄にせず、その恩恵をしっかりと受け取ることが大事ではないでしょうか。
【アフィリエイト講座~第ゼロ章~】
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