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情熱大陸に学ぶ【和菓子職人とファンビジネス】

情熱大陸に学ぶ和菓子職人とファンビジネス

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僕は、普段テレビを極力見ないようにしているのですが、
この日はテレビをつけると子供が泣きやんだので、そのまま少し見ていたら情熱大陸が始まりました。

 

 

和菓子職人のお話のようで珍しいなと思いながら、なんとなく見ていたら面白かった上にちょっと感動したのでシェアしたいと思います。
(2016.2.14放送)

 

 

こだわりを貫き通し67歳になっても現役で職人を続けている。
自分のやりたいこと、イメージを和菓子で表現する
「一幸庵」の”水上力”さん。

 

 

まず、何に感動したかというと、その表現力です。

 

 

水上氏は『和菓子は何でも表現できる』とおっしゃっていました。

 

 

繊細な色づかい、質感、フォルム、透明感のあるものから、恋する女性の秘めたる想いを感じさせる粋な計らいまで…
短い番組の中でいくつかの和菓子が映されていましたが、どれもが印象的で魅了されてしまいました。

 

 

それはもはやお菓子ではなく芸術作品でした。

 

 

 

さらに、一つの和菓子を作るにもかなりの体力勝負で、老体に鞭打つレベルの激しさでした。
「1個作るのにどれだけ気力と体力を使うんだろう」と思うほどです。

 

 

 

和菓子なんて格闘技と同じだよ
そう言いながら、
一切手を抜かないその姿勢に、僕はただただ尊敬の眼差しで見ていました。

 

 

 

買っていくお客さんは、そんな芸術の結晶を1口2口でパクッと食べてしまうのかと考えたら、
『なんて儚い世界なんだろう』と思わずにはいられません。

 

 

 

そんな儚さと、この世の諸行無常を重ねてしまい、僕は一人、しばし物思いにふけってしまいました。笑

 

 

 

水上氏はそんな儚い和菓子のことを侍の哲学と同じなのだと説明されていました。

 

 

和菓子は瞬間芸。食べた瞬間に「ああ、おいしかった」でいいわけだから
侍の哲学と通じるわけだよ

 

 

侍には死が付きもの。
斬るか斬られるかの命がけの世界で生きていたから、力強くもあり儚くもある存在でした。
誰かのために、美しくも一瞬で散る存在だからこそ、「和菓子も同じだ」と言いたかったのかもしれません。

 

 

 

 

職人が人生を捧げてようやく辿りついた一種の悟りの境地を、
テレビではさらっと流しでしまうので、もったいないですね。
僕はそれだけでも本になるレベルなんじゃないか?などと勝手にビジネス展開を考えたりしていました。
(後で調べましたが、書籍も出されているようです)

 

 

「こんな素晴らしい方が日本にいるんだな」と思うと、誇らしく思えて何だか嬉しくなってしまいました。

 

 

 

 

ファンビジネスのお手本ともいえる展開

 

 

たった数十分の番組だけで僕が魅了されたくらいなので、
当然ですが実際にお店に行ってるお客さんはもっと虜になっていたようです。

 

 

遠方から来る人も多いそうです。
そりゃあ行くだろうなぁ、と思いました。

 

 

中学生くらいの女の子でしょうか、
買った和菓子の写真を撮ってコメント付きアルバムを作るくらいのファンぶりをアピールしている子もいました。
そりゃあ写真も残したくなるなあ、と思いました。

 

 

このように、「遠方に住んでいても買いにいく」とか「写真を残すくらい好き」というのも、

 

ファン心理からくる共通の衝動です。

 

 

 

 

なぜこんな熱烈なファン状態になるのか?

 

 

「美味しいから」
「見た目が素晴らしいから」

 

 

もちろんそうなのですが、もっと根本的な理由があるはずです。

 

 

 

その答えは水上氏の”信念”に隠されていました。

 

 

 

彼の根底に流れているのは、『お客さんのため』
『喜んでくれる人のため』という”想い”です。

 

 

 

あそこまでこだわりを貫き和菓子を作っているのは、決して自己満ではないですし、
自己満ではあんなに体を酷使してまで続けられません。

 

 

 

ただの自己満足や自己顕示欲のためだけに、作品を作っても誰の心にも響きません。

 

それは、漫画でも小説でも美術・工芸品でも、歌でも音楽でも、映画でもそうです。
世の中のあらゆる業界を見回しても同じ事が言えますね。

 

 

 

水上氏はそれが解っているからこそ、67歳になった今でも現役で和菓子を作っているんですね。

 

 

お弟子さんが居るようでしたが、ほとんどのお菓子を自分で作っているそうです。

 

 

 

任せられない理由は、”想い”が受け継げるレベルに来てないからでしょう。

 

技術的な面もあるかもしれませんが、そこは職人の世界。
仕事は目で見て盗めの世界ですから時間がかかるのでしょう。

 

 

 

お客さんに「喜び・感動」を与えれば、お金がついてくる。

 

 

 

今回は、一人の和菓子職人のお話でしたが、とても重要な気付きが得られましたね。

 

 

 

それはよくネット上でも言われている、
ビジネスで成功したければ価値を提供すること」という言葉の意味と直結します。

 

 

以前の僕はこの意味がわからず、『価値ってなんだよ?』と思っていました。
あいまいですよね、価値を与えろとか言われても。

 

 

 

なんてことはない、お客さんに喜びや感動を与えればいいんです。
答えは結構シンプルだったんですね。

 

 

 

情報アフィリエイトビジネスで言うなれば、

 

ブログで読み手の知識や気付きになる記事を提供したり、読み手がしっかりと成長できる教材を紹介したり、本当に相手のためになることをしていけば良いという事ですね。

 

 

 

ということは、
当たり前のことですが、間違っても詐欺的な商材を紹介などしてはいけませんよね。そんな事をしても、誰もあなたのファンにはなってくれませんからね。

 

 

たとえ一時的に稼げたとしても、リピーターが現れることは皆無になってしまいます。

 

 

 

この和菓子屋さんのように、ビジネスを成功させるにはリピーターが命です。

 

リピーターを獲得するには、まずファンになってもらわなくてはいけません。

 

 

 

とにもかくにも、読み手のために記事を書く。

 

本物の情報だけを提供する

 

 

 

そうすれば、相手はあなたのファンになってくれて、
さらに何度もブログに来てくれるリピーターになってくれるのです。