金持ち父さんの言っている自分のビジネスとは?
今日は、昔読んだ『金持ち父さん貧乏父さん』の本から、いま思う事を書いていきます。
金持ち父さんはかなり有名な書籍ですのであなたもご存知かもしれませんが、
ロバート・キヨサキ氏が著者のベストセラー本で、1997年にアメリカで発売されました。
20年以上たった今でも多くの人が読んでいるわけですからそれなりの理由があるのでしょう。
今回は、金持ちになる秘訣について考察していくので、
この本のベストセラーの理由については脇に置いておこうと思います。
金持ちになるために重要な事としてロバートキヨサキ氏は、
しきりに『大事なのは自分のビジネスを持つ事だ』と言っていました。
しかし、そうはいっても実際には何をしたらいいか、わからない場合がほとんどだと思います。
僕も金持ち父さんを読んだ時、
「そうか自分のビジネスを持てばいいのか!!」と興奮したものの、
そこからどうすればいいか全く頭が働きませんでした。
いわゆる思考停止状態ですね。
本日はこの思考停止状態を回避する方法を詳しく解説していこうと思います。
お金持ちを目指すには、いったい何をすればいいのか?
『金持ちになるためには自分のビジネスを持つ事』
これは確かに重要なことで、雇われではお金持ちには程遠いからですね。
雇われでは給与として、ほぼ決まった金額しかもらえません。
しかし独立して自分でビジネスをしていたらそこでの収益は丸ごと自分の収入になってきます。
それが1000万円だろうと5000万円だろうと自分の収入になるわけです。
大きくお金を稼ぐためには雇われ給与ではなく自分のビジネスを起こし、そこで収入を生み出すことが重要なのですね。
この自分のビジネスというのは本業であっても副業であっても、どちらでもOKです。
「多額の資金を投入して本業として独立するんだ!」
みたいな感じでもいいですし、
「副業で空いた時間にコツコツやっていこう」
という感じでも全く問題はありません。
ただそこで問題になるのはお金と時間です。
・資金はどのくらいあるのか。
・自分がどれだけそのビジネスに時間をさけるか。
資金がモノをいうビジネスは多いです。
特に初期投資が重要というのはビジネスで起業しようとすればある種、仕方のない問題かもしれません。
時間で言えば、
ビジネスを開始するにも準備がいりますし、開始後にもやる事は沢山あります。
飲食店を例に見ていきましょう。
開店前の準備には、
どこに店を出すのか、店を作るため業者とのやり取りや、調理道具や家具の選定
個人で始めるでしょうから開店後には、お店に立って調理したり接客したりと、
かなりの時間をとられますね。
これではサラリーマンと大差なく、ひたすら仕事に追われてしまいます。
お金は多少稼げるかもしれませんが、よほど繁盛しない限りあまり大きく稼ぐのは難しいでしょう。
お金持ちになるためには「自分のビジネスを持つ」と言いましたが、
このようなビジネスモデルは選ぶべきではありません。
大事なポイントをお話しますと、
『お金持ちになるために持つべき自分のビジネス』とは、
自分がそこにいなくても回るビジネスです。
つまり、あなたが現場に立たなくても仕事が回ってお金が入ってくる事業ということです。
その状態は、例えるなら【現場監督】ではなく【ビジネスオーナー】のような立場ですね。
ビジネスを所有している人という意味です。
一般的に大抵のビジネスオーナーは、現場には立ちません。
ただフラッと見に来て、勝手な事を言い放って、その後またフラッと遊びにいきます。
それでも彼らにはお金が自動的に入っていきます。
なぜなら会社というビジネスの仕組みが勝手に回っているからです。
現場の従業員等がせっせと働いているお陰でビジネスオーナーは優雅な暮らしができるというわけですね。
僕らが持つべきビジネスとは、
まさにこの状態を作れるビジネスを所有することなのです。
先程、時間の話が出ましたが、
ただお金持ちになるだけでは豊かな人生を送ることは出来ないと思います。
いくらお金があっても常に仕事に忙殺されていては意味がありませんよね。
それでは宝の持ち腐れです。
お金を使う時間的余裕があってこそお金持ちの醍醐味が味わえるというものです。
365日24時間ひたすら仕事に追われてようやく年収1000万稼げたとしても何の魅力も感じないと思います。
僕なら週に2~3時間だけ仕事して年収1000万の方が魅力的に感じます。
おそらく誰もがそうだとは思いますが、
それを実現するためにリアルビジネスで起業しようと考えるのは止めた方がいいでしょう。
理由は、先程もお伝えしたようにリアルビジネスでは時間は取られる上に多額の開業資金が必要になる場合がほとんどだからです。
「じゃあ一体どうしたらいいのか?」
と思ったかもしれませんが、その解決策はネットビジネスです。
ネットビジネスで自分のビジネスを持つ事をオススメします。
なぜなら、インターネットでのビジネスであれば、リスクが限りなく減らせるからです。
資金もかなり少なく始められて、時間も空いた時間でできる。
本業で忙しい人でも、それが可能なのはネットビジネスだと思います。
その中でも1番いいのはアフィリエイトです。
それはなぜかと言いますと、
自分がそこに居なくてもビジネスが回る仕組みが作れるからです。
僕は以前「せどり」というネットビジネスをやっていたことがありました。
安く仕入れた物を、ヤフーオークションやアマゾンなどで販売するビジネスです。
「安く仕入れて高く売る」
という商売の基本は学べましたが、やってることはひたすら作業作業の連続です。
仕入れ、清掃、出品、連絡対応、梱包、出荷、、、
朝から晩まで仕事していたので、長くは持ちませんでした。
これではネットビジネスの良さがほとんど活かせていません。
販売範囲が全国になったという点は良かったですが、それだけでした。
しかも資金力のない人は、仕入れ量が少ないので比例して儲けも少ないという壁にも気づいてしまいました。
そして冷静になって考えてみたとき、
僕はこのようなビジネスモデルではダメだと思いました。
自分がそこに居なくても自動的に収入が発生するようなビジネスモデルでないと、いつまでたっても自由になれない。
そう痛感したのです。
人は時間的な自由がないと幸せにはなれないのですね。
そうして僕は「自由に近いビジネスモデル」を、
「もっと不労所得に近いものはないか」と探してアフィリエイトに行きつきました。
アフィリエイトは基本的にブログ等で商品を紹介して、それが売れたら報酬が発生します。
ネット上のブログやサイトに記事を書き、商品への導線を作り、リンクを置いておく。
まるで自販機のようですが、
【集客→紹介→販売→入金】
この流れを自動でやってくれるわけですから、こんなに素晴らしいシステムは他にないと思います。
普通なら営業マンや事務員など従業員が必要なところをシステムが自動でやってくれるのです。
ブログサイトは24時間365日、文句も言わず動き続けてくれます。
その仕組みをあなたも作れば持てるわけです。
※ブログを作るのは初心者でもそう難しいものではありません。
ちまたではFXだとか仮想通貨でガツンと儲けようだとか、いろいろと騒いでいますが、
素人がハイリスクなものに手を出すのはいかがなものかと思います。
確かに世の中は商売で稼ぐか、資金力で稼ぐか、どっちかしかないでしょう。
だから投資で一攫千金!というのも気持ちはわかります。
ただ、やはり財力のない一般人が資金力がモノを言う世界で戦うのは明らかに不利です。
失敗した時に再起不能になっては元も子もありません。
ですからあなたに潤沢な資金がない場合は、
初期資金のかからないスモールビジネスで始めるのが安全ですし賢い選択だと思います。
ここで気をつけてほしいのが、
間違っても、「スマホで起業!1日数分の作業で100万稼げます」みたいな、
あやしい情報商材を買って何とかしようと考えないことです。
僕も昔は「もっといい方法があるはずだ」と言いながら裏技を探して10年さまよってみましたが見つかりませんでした。
長く稼ぎ続けるためには、いくらリターンが大きくともハイリスクな博打のようなことはできません。
地味かもしれませんが、やはりコツコツとビジネスを展開していく方が確実だと思います。
ちなみにアフィリエイトはローリスクですが、だからといってローリターンというわけではありません。
ハイリターンも充分望めるビジネスモデルなのです。
例えば情報アフィリエイトでは商品が1個売れて報酬1万円とかザラにあります。
単純にそれが100個売れれば100万円ということです。
仕組みを作り上げてしまえば特に毎日作業しなくても収入が入ってくるようになる、そんな世界です。
もちろん、その仕組みを作るのは簡単ではありませんよ。
1クリックでポンと完成するようなものではありません。
やはりコツコツと作業していく期間は必要になってきます。
その期間を耐えられるかどうかが運命の分かれ道です。
PS.
今日はお金持ちになろうと考えるならば、
何かしらのビジネスを持つ必要があることをお伝えしましたね。
僕の経験上、アフィリエイトが最もリスクが少なくハイリターンが望める夢のようなビジネスだと思います。
そして早く大きく稼ぐには利益率の高いビジネスモデルを選ぶ方がいいのは明白です。
1個売れて10円の報酬よりも1個売れて1万円の報酬が入る方が明らかに効率がいいと思います。
本業だろうと副業だろうと関係なく、
ビジネスをやるといっても、そこにエネルギーを注ぎこめる時間は限られているはずです。
時間を無駄にせず効率よく稼いでいきたいものですね。
それに漠然と「自分のビジネスを持て」などと言われても思考停止になってしまうのは仕方のないことだと思います。
僕たちは幼少期からお金の教育や起業についての教育は受けて来ませんでしたからね。
むしろ雇われるための教育しか受けていないと思います。
だから自分のビジネスを持つことが大事だと分かっても、どうしていいかわからず思考停止してしまうのですね。
それを防ぐためにはどうすればいいか。
それは自分のビジネスを持ってみる事で解決します。
「なんだそれ?!」
と思ったかもしれませんが、僕はいたって真面目に答えています。
雇われる教育しか受けて来なかった人が、いきなり起業について考えてもまともに思考が働くわけがないのです。
ということは、まずは何となくでも、
やってみるしか方法はないのですね。
これは自転車に乗ることに似ています。
自転車に乗れない人が乗れるようになるためには、やってみるしかありませんよね。
いくら他人がやっているのを眺めても乗れるようにはなりませんし、
練習せずに、いくらじっと考えても、いつまでたっても乗れるようにはなりません。
そんなの考えるまでもなくあたりまえですよね。
でもいざ起業となったらそのあたりまえの考えができないのです。
別ものだと思ってしまうのが不思議ですね。
自分のビジネスになりそうなものを試しにやってみることが、思考停止状態を乗りこなす唯一の方法です。
そして不思議な事に、やっていく内に慣れてきて、
慣れによって思考が働くようになってきます。
つまり動き出してから頭の方がついてくる、といった具合ですね。
おそらく脳もある程度、新しいビジネスに慣れてきたら必要な情報を集め始めるのだと思います。
なので逆説的ではありますが、
「思考が停止したならとりあえずやってみる」という対処法を試してみるのも面白いと思いますし、
サラリーマン世界で育った僕たちは、この方法が案外うまくいくやり方なのかもしれません。
- 全てが始めてずくしの初心者の方
- 心の準備は整った方