ブランディングという戦略~ブログ初期から盛り込みたいビジネス戦略~
自己ブランディングとは
個人が独自のブランドを構築するイメージ戦略のことです。
物が売れない時代と言われている現代では企業はもちろん、個人のビジネスでもブランドを構築する方が断然有利です。
現代のようなネット上で情報発信を行う人が多くなった時代には自らブランディングを積極的に仕掛けていくことが成功のカギを握るとも言えます。
それは、ブランドを確立すれば売り込んでも利益につながるのはもちろん、たとえ売り込まなくても商品が売れるようになっていくからです。
しかしマーケティングの世界では、
小規模なビジネスでは「ブランディングに資金をつぎ込むべきではない」
「ブランド構築はあくまで副産物的に考えましょう」などと、前向きではないように言われていますね。
でも、アフィリエイトを行う僕たちにとっては別のお話です。
ブランディングは積極的に行った方が、むしろビジネスが後々有利に進めて行けます。
とはいっても、何も多額の資金を宣伝費としてつぎ込めというわけではありませんのでご安心ください。
それでは自己ブランディング戦略について見ていきましょう。
どうやってブランディングしていくのか?
まずブランドとは企業イメージや信用、信頼などのことですね。
わかりやすく言えば「よく分からないような怪しい所からは人は物を買わない」ということですね。
そして僕たちがやっているのは情報発信です。
ブログなどで情報を発信する僕たちは、リアル企業のように莫大な広告費にお金をかけなくともイメージや信用などのブランド構築が可能になります。
イメージ・・・
企業イメージというのはそっくりそのまま言い換えれば、あなたのイメージの事です。(読み手が持つあなたへの印象ですね)
信用、信頼・・・
信用や信頼といったものは、日々の情報発信で読み手の役に立つ正しい知識や情報など、価値を提供していれば自然とついてきます。
実は、もう1つ忘れてはならない重要な要素があるのです。
これは多くの人が見落としている要素で、センスというか少し感覚的なものになりますが、、、
それは何かというと、
共感力です。
おそらく頭上に「?」が浮かんだことと思いますので解説していきますね。
アーティストに見る共感力
例えば、音楽アーティストが分かりやすいかと思います。
B’z、サザンオールスターズ、Mr.children、ラルクアンシェル、BUMP OF CHICKEN、GLAY、長渕剛、浜崎あゆみ、安室奈美恵、加藤ミリヤ、、、
これらの音楽アーティストをご存じでしょうか。
ビッグなバンドや有名なアーティストになってくると、必ず熱狂的なファンがついていますね。
もう日々の生活がそのアーティスト1色に染まっているくらいに徹底的で、どこかの宗教の信者のような盲信的なファンもいます。
僕は常々考えていました。
「そもそもなぜ人はファンになるのか?」
「なぜそこまで1つのアーティストに夢中になれるのか?」
そこで僕は自分が好きな曲やアーティストを思い返してみる事にしたんですね。
そうすると見えてきたのがどのアーティストにも共通している、あるパターンがあったのです。
それは歌詞の中に隠されていました。
自分が好きな歌詞、フレーズ、メロディと共に無意識に浮かんでくる歌の中には、僕自身が考えている事がそのまま載ってあったのですね。
「この人は自分と同じ事を言っている」
「不満や苦悩叫んでいる」
言いたくても人には言えない言葉、つらく苦しい時に欲しい言葉、青春の日の淡い想いなど、、、
自分が日々想っている事や、声高に叫びたい事を歌にしてくれているわけです。
時には忘れてた過去の記憶まで呼び醒ましてくれたりしますね。
僕はそういった歌詞を聞いたとたんに激しく共感する感情が湧きおこってくるんです。
恥ずかしながら車で一人、運転しながら泣いてしまうこともありました。
でもそれは僕だけではないはず。
あなたも人生の中で、ジーンとくる歌を聴いた事があると思います。
↑↑ここです。
共感力というのは相手の心をジーンとさせる影響力の事だったのですね。
これは音楽アーティストが聴き手に対して、価値観が同じなんだと言っているのです。
『僕も君も同じなんだよ、一人じゃないんだ』という仲間意識を芽生えさせようとしているわけです。
これは集団帰属欲を利用しているともいえますね。
集団帰属欲とは、仲間意識、同じグループにいれば安心だよね。という日本人なら誰しもが持っている心理的な欲求のことです。
日本人は皆と同じである方が安心しますし、落ち着きを感じやすいんですね。
先程、相手の心をジーンとさせる共感力のお話をしましたが、
人が熱狂的なファンになるのはこの共感の影響力の強さに比例します。
更にいうと、それは受けとる側の状況によっても変わってきます。
例えば、失恋でひどく落ち込んでいる時に失恋ソングを聴けばもう感動・共感しまくりでひたすら泣き明かすことでしょう。
でも逆に、聴き手が彼氏彼女とラブラブで幸せ真っ最中であれば、失恋ソングを聴いた所でピクリとも反応しないはずです。
僕らはこれをビジネスに応用するわけです。
つまり的確なメッセージを必要としている人に的確に届けるということです。
それにはまずターゲットを明確にすることも重要になってきますね。
ターゲットの明確化については以下の記事を参考にしてみてください。
ブランディングと演出
今日はもう1つ、演出についてお伝えしておこうと思います。
個人ビジネスでブランディングしようとするならば、演出も取り入れて行くべき戦略なのですね。
もちろん、演出というのはありえないくらいに誇張しすぎたり嘘で塗り固めるのとは違いますよ。
自分を良く魅せるための演出です。
例えば、
家の外では「清楚で可憐な女性」を演出している女の人が、
実は家の中ではパンツ一丁でビールとツマミをつまんでゴロゴロしているおっさんのような生活をしていたとしても、
これはただ、外では自分をステキに魅せるために演出しているだけですよね。
それと同じで自分を良く魅せるための演出というのは誰でも日常的に行っているごく自然なことなのです。
ビジネスを行っていく上では、自分を際立たせて魅せるプロでありたいところです。
つまり魅せるために演出をすることが自己のブランディングに繋がっていくという事ですね。
話を盛りすぎたり誇張しすぎたりしなければ演出は積極的に行ってOKです。
そうすることによって訪問者からの反応も変わってきますし、自然とファンも増えていくはずです。
まとめ
今日はとても重要なブランディング戦略についてお伝えしてきました。
・文章は常に共感を得ることを意識する
・魅せる演出をすること
どちらも日々のアフィリエイト活動に早い段階から積極的に盛り込んでいくことをオススメします。
もちろん今からでも大丈夫ですよ。
ビジネスはトライ&エラーですからこの戦略を盛り込むのが遅すぎるなんてことはありません。
是非あなたのビジネスにも取り入れてみてくださいね。